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粟津 爽明(俳号)・俳句
あわづ そうめい        

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海の涯へ届けとばかり鯛供養

納豆汁阿呆になれと師は説きし

法服をぬぎものの芽にかがみけり

一僧の右手(ゆんで)にねむる裸の子

もどり来て盆の溝萩剪りにけり

溝萩を折りて情死の墓にさす

残菊に尚客僧をとどめおく

  

             注:溝萩:禊萩(みそはぎ)のこと
 
                   俳誌「新雪」発表より

山の道からは雲が湧き……
 
  


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