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粟津 爽明(俳号)・俳句
あわづ そうめい        

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海の涯へ届けとばかり鯛供養

納豆汁阿呆になれと師は説きし

法服をぬぎものの芽にかがみけり

一僧の右手(ゆんで)にねむる裸の子

もどり来て盆の溝萩剪りにけり

溝萩を折りて情死の墓にさす

残菊に尚客僧をとどめおく

  

             注:溝萩:禊萩(みそはぎ)のこと
 
                   俳誌「新雪」発表より

 

「私の生家、貴栄山・円応寺は親鸞を宗祖とする真宗大谷派の末寺である。
室町時代に天台宗から改宗、以後、六百余年を代々の住職が継いできた。」
(粟津號『季節はロマン・ポルノ』より)

月見れば水のふるさと思うかな  静薫

船越出身の俳人・貝塚静薫が大正末年に詠んだ句。八郎潟を有する船越には露月などの
著名な文人がしばしば訪れている。荻原井泉水が句会を開いたのは昭和6年6月。

黒衣の歌人粟津祐逸は;

はろばろと海につながる潟口の
群れだす鴨に落目軍かがよふ

   


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